税務経営情報のバックナンバーです    <戻る>

2007年7月9日(月)

■■−今週のことば−■■  ミスリーディング・アプリケーション

 「パソコンがウイルスに感染しています」といった偽の警告メッセージを表 示し、悪質なソフトウェアを購入させようとする。パソコン界のリフォーム詐 欺とも呼ばれる。


◆◇◆ 人手不足感は鮮明だが、地域間で格差 ◆◇◆

** 小規模企業ではパートなどで対応 **

 信金中央金庫総研が実施した「中小企業の雇用・賃金動向調査」によると、 人手の過不足状況については、正社員、非正社員とも「適正」とする企業割合が各75%、79%と最も多くなっています。
 しかし、正社員、非正社員ともに「不足」とする企業が各18%、16%と 、「過剰」を上回っており、全体では人手不足感が鮮明になっていますが、北 海道・東北など明確でない地域もあります。
 人手不足への対応をみると、従業員30人以上の規模の企業では、正社員を 確保する割合がもっとも高い一方、比較的小規模な企業では、パート・アルバ イトなどによる確保が高い割合を占めています。
 従業員4人以下の企業では、雇用を増やさない・増やせないとする企業も多 く、比較的小規模な企業では、不足感はあるものの、パートなどでの人手確保が中心で、正社員の雇用に結びつきづらい状況が明らかになっています。

** 採用では能力面のミスマッチが問題 **

 賃金動向では、過去1年間に正社員の賃金を引き上げた企業は21%、据え 置き72%、引き下げ7%でしたが、非正社員の引き上げは10%にとどまりました。また、今後1年間の改定予定は、引き上げが19%、据え置き77% 、引き下げ4%となっているのを始め、正社員の賞与、非正社員の賃金でも、 引き上げ予定が引き下げ予定を上回っています。
 なお、採用の問題点としては、求める能力を持つ人材が応募してこない、と いう能力面のミスマッチが最も多く、次いで職種として求職者が少ない、求める賃金を支払えない、の順になっています。

◆◇◆ ポイントサービスの税務 ◆◇◆

 様々な業種で販売促進や囲い込み戦略としてポイントカード等を発行する企業が増加しています。
 ポイントを発行した際の税務処理は、ポイントが一定の数量蓄積したときに 金銭・物品等に交換ができるものは、そのポイントが実際に利用された時点で損金となります。
 ポイント取得時点から金銭・物品に即交換が可能なものは、「1点について付与する金銭の額×発行した点数」を損金経理により未払金として、その事業年度に計上することができます。
 ポイントサービスは、いずれ発生する「債務」となり経営を圧迫する可能性もあります。将来の支払いに備え、きちんと管理することが大切です。

◆◇◆ 新体制で本格的な税務調査が始まる! ◆◇◆

 毎年7月10日は、税務署の定期人事異動が発令され、新体制で税務調査も 始まります。
 当局は、調査先選定や調査手法の近代化・効率化を進めていますが、税務署から調査に伺いたいとの連絡があったときは、目的・日時・日数・担当部門と調査官名を聞きすぐご連絡下さい。
 なお、昨年4月以後開始した事業年度で1年を経過した法人では、役員給与の処理をはじめ、交際費とならない飲食費の判断基準などがチェックされる可能性があります。


 税務経営情報のバックナンバーです   <戻る>