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2005年9月26日(月)

■■−今週のことば−■■    働き過ぎていませんか 働き方を見直して
                     心とからだの健康づくり

 全国労働衛生週間(10月1日〜)今年の標語。長時間労働が心と身体に影響を及ぼすことが指摘されていることを踏まえて。

◆◇◆ 顧客情報を活用するためには ◆◇◆

** 欠かせないメンテナンス **

 顧客情報は"宝の山"とよくいわれますが、情報を蓄えただけでは、有効に活用できません。
 まず、収集された顧客情報の鮮度を保つために、常にメンテナンスを欠かさないことが重要です。メンテナンスにおいては、1.最新情報への更新、2.取引履歴の更新、3.誤った情報の訂正など多くのチェックポイントがあります。

** 顧客情報の分析 **

 次に、常にフレッシュな顧客情報を基に、データベースによる情報を分析すれば、顧客の中から優良な顧客を見分けたり、売れ筋の商品や人気の高いサービスを選別したりすることも可能です。
 顧客情報の分析では、例えば、購買金額の大きい順に顧客を並べて10等分し、売上との相関関係をみる分析方法(デシル分析)や、「最近、いつ購入したのか」、「どのくらいの頻度なのか」、「どのくらいお金を使ってくれたのか」という3側面から分析する手法(RFM分析)が代表的です。

** 個人情報保護法への配慮も忘れずに! **

 顧客情報の分析によって、利益をもたらしてくれる優良顧客や営業対象から除外する顧客を見分けることができます。分析結果から、例えば、優良顧客には、「あなたは、当社にとって大切なお客様です」というメッセージを伝えることで、より関係を深めるなどのアプローチ方法が検討できます。
 年末商戦を成功に導くためにも顧客情報の活用は欠かせませんが、不要になった顧客情報は削除して管理リスクを軽減するなど、個人情報保護法への配慮も忘れてはならない留意点です。

◆◇◆ 年末3ヵ月の資金繰りを確認します ◆◇◆

 年末は、販売促進費用や賞与、接待、贈答、アルバイトの人件費など資金需要が増えますので、この時期に資金繰りを確認しておきましょう。
 販売計画に基づき、必要な人員や商品の仕入れ費用などを前年までの実績も参考にして見積もり、通常経費と年末の経費を加算します。
 年末売上高のうち現金回収額の予定、および9月末現在の売掛金残高の回収見込み額を加え、月次毎の収支のバランスを確認します。
 資金繰りが厳しいようなら、資金繰り表や事業計画書などを作成して早めに金融機関に相談します。なお、源泉所得税の納期の特例企業は、1月に6ヵ月分の納税が控えています。

◆◇◆ パート・アルバイトを上手に活用する ◆◇◆

 年末の繁忙期にかけてパートさんを採用する企業も増えることでしょう。たとえ短期間でもやる気を引き出し上手に活用したいものです。
 本人の希望を聞きながら意欲や能力・経験によって適正な配置を心掛け、働く意義を理解してもらいます。そして、責任や役割を評価基準として明示し、パートの働きを客観的に評価し、賃金に反映させることも重要です。
 単なる補助職や人件費の抑制策ではなく、働く時間が短いだけの「人材」と位置付けることです。


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