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2005年1月17日(月)

■■−今週のことば−■■  市場化テスト

 公共業務を官民で競争入札し、コストや質が官より優れていれば、民間に業務移管。ハローワーク、社保庁の保険料徴収業務、刑務所内の警備などをモデル事業として導入。


◆◇◆ 企業の1千円あたりの交際費が過去最低 ◆◇◆

** 支出交際費は7年連続の減少 **

 国税庁がまとめた「平成15年分法人企業の実態調査」結果では、昨年1月までの1年間に全国の企業が使った交際費が、7年連続の減少となる前年比▲7.4%の3兆4645億円でした。これは平成4年分の6兆2078億円の6割弱となっています。
 また、営業収入1000円を得るための交際費は2円47銭で、昭和37年分の調査開始以来過去最低の数字となりました。
 交際費のうち、損金不算入割合は56.1%で前年より2.0ポイント減っています。15年度改正で損金不算入割合が10%引き下げられましたが、企業は引き続き交際費の支出抑制に努めたようです。

** 黒字割合はやや上昇の31.9% **

 平成15年分の法人数約255万社のうち黒字法人は81万3184社で、黒字法人割合31.9%は前年に比べ0.8ポイント増と上昇に転じました。
 過去を振り返れば、平成3年の50.3%を最後に12年間も赤字法人割合が上回っており、現在約7割が赤字という厳しい状況が続いています。

** 黒字経営のための体質改善を! **

 赤字経営が続けは、銀行融資が困難になるばかりか、現在の借入金に対する金利引き上げも予想されます。利益を出すには当たり前のことですが、売上を増やすか経費を節減するしかありません。
 顧客を増やす、付加価値を上げる、デザインの見直しなど売上を伸ばす工夫。固定費の削減、経費の節約、仕入れや過剰在庫の見直し、そして役員報酬の見直しなども含めた経費節減のための工夫を、改めて検討してはいかがでしょうか。


◆◇◆ 1月の給与計算をする前に ◆◇◆

 1月の給与計算をする前に、2ヶ月以内の短期雇用者以外は配偶者や扶養家族のいない従業員も含め、17年分「扶養控除等(異動)申告書」を提出してもらい、ミスがないか確認してから源泉徴収簿(賃金台帳)に税額表の適用区分、扶養親族の人数など必要事項を転記しておきます。
 なお、昨年の税制改正で今年から老年者控除が廃止されましたので、「老年者に該当する場合の1人加算」がなくなりました。65歳以上の従業員については注意が必要です。

★納期の特例の特例の適用を受けている企業の源泉所得税(7月〜12月分)の納付期限は、1月20日(木)です。1日でも遅れると5%の不納付加算税が課せられます。



◆◇◆ 上手な"怒り方"はまず深呼吸をして ◆◇◆

 従業員や部下に怠慢やミスがあったとき、怒らなければならない場面もあります。しかし、その時の気分で感情のまま怒鳴ったり、陰湿に小言を言えば返って反発を招いてしまいます。
 上手な"怒り方"のコツは、まずその場を離れて深呼吸をして気持ちを和らげ、自分ではなく会社にとって許せないことは何かを考えることで、怒りの説明ができ納得させることができます。
 怒れない・怒らないタイプの人も増えていますが、上手に怒ることも大切な社員教育です。





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