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2004年11月22日(月)

■■−今週のことば−■■  第三のビール

 エンドウたんぱくを使った「ドラフトワン」や発泡酒に焼酎を混ぜた「スーパーブルー」など原料を工夫し、発泡酒より酒税を低くした低価格ビール。財務省は増税を要求。


◆◇◆ 中小企業の競争力の源泉はなに? ◆◇◆

** 製造業は「技術力」や「品質」 **

 企業が生き残るためには競争力が重要ですが、その源泉となる要素は何でしょう。商工中金では、中小企業の競争力の実態を探る調査を実施しました。
 その結果、製造業の競争力の源泉は、「技術力」「品質」「多品種少量生産体制への対応」の順で高く、生産に直結した手段を重視してきたことが分かりました。今後は、「製造工程の見直し」「最新設備の導入」の比率が高いのですが、5年前と比べ「人材教育の充実」や「研究開発体制の強化、確保」など長期的な戦略を見据えた取組みを挙げるケースも多くなっており、これまで高かった「人件費削減」は大幅に低下しています。

** 非製造業は「顧客ニーズ対応」 **

 一方非製造業は、「顧客の個別ニーズへのきめ細かな対応」が際だって高くなっています。競争力の強化手段としては、これまでトップだった「人件費の削減」が製造業と同様に大幅に低下し、今後は「人材教育の充実」、「販売手法・ルートの工夫」への重視度が高まっています。特に人事面では、これまではコスト削減中心でしたが、今後は積極的な人材活用へと主眼が移りつつある点が注目されます。
 なお、全産業ベースで今後の競争力に影響を与える外部要因として、「少子化、高齢化」、「新興経済国の台頭(特に製造業)」、「環境問題への関心」などがマイナス要因として、プラス要因としては、「インターネットの発達」「技術革新のスピードアップ」「規制緩和」を挙げています。
 自社の競争力の源泉はなにか、それをどのように活かすか、検討してはいかがでしょうか。


◆◇◆ VDT作業環境の改善で能率アップ ◆◇◆

 コンピュータ機器(VDT)の活用で業務の処理スピードや能率が飛躍的に向上しています。その反面、身体的な疲労を感じている労働者は78%、そのうち「目の疲れ・痛み」が92%で最も多く、次いで「首・肩」「腰」のこり
・痛みを訴えています。また、精神的な疲労やストレスを感じる人も35%を占めました(厚労省の調査)。
 VDTの作業環境対策として、
*照明・採光、
*机・椅子の整備、
*作業空間の確保やレイアウト、
*他作業とのローテーション、
*作業休止時間の設定、
*空調設備の調整、
*VDT健康診断の実施
などがあります。疲労やストレスを減らす作業環境にすれば、もっと能率が上がります。


◆◇◆ お歳暮は全て「交際費」です ◆◇◆

 虚礼廃止の掛け声がありますが、営業戦略として「お歳暮」を送るの会社も多いと思います。お歳暮の費用は金額の多寡ではなく、特定の者を対象とするため全て「交際費」とされます。
 なお、「商品券」の贈答も交際費扱いとなりますが、贈答先を明らかにできない場合は「使途秘匿金」として追求されますので注意が必要です。
 ただし、カレンダー・手帳や1000円程度のギフトカードなどを広く贈る場合は「広告宣伝費」として処理できます。





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