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2004年10月18日(月)

■■−今週のことば−■■  QRコード

 雑誌などでよく目にする四角いモザイク模様のコード。カメラ付き携帯などで読み取る。バーコードに比べ数十倍以上の情報量が扱え、様々な分野で活用され始めている。

◆◇◆ 担保・保証から信用格付制度に変わる? ◆◇◆

** 営業利益の確保がポイント **

 金融機関は従来の担保・保証主義から、決算書等をもとに融資先企業を、正常先・要注意先・要管理先・破綻懸念先・破綻先など10段階程度に格付けして、融資の是非や貸出金利を決める方式に変わりつつあります。
 自社の格付けを上げるためには、営業利益を出すことがもっとも重要になります。そして、キャッシュフローの確保、自己資本の増強、有利子負債を減らすなど大変な経営努力をしないと、金融機関の与信・債権管理の変化に乗り遅れてしまいます。

** 地域金融機関に求める新たな融資形態 **

 信金中金総研の特別調査「地域金融機関に期待すること」では、回答した約1万4千社が今後対応を期待したい新たな融資形態について、「すぐに借りられる小口融資 53%」や「小口の無担保・無保証融資 34%」が特に多く、即時性や利便性、担保・保証の限定性を求める意向が多くみられました。
 また、昨今注目される「財務制限条項付融資(財務上、一定の約束事を結んだ融資) 24%」に期待する声は比較的多いものの、「売掛債権担保融資 17%」など新たな担保形態の認知度は低いようです。
 中小企業が金融機関に評価してほしいポイントについては、「事業の内容や特徴 25%」や「経営者の資質等 24%」が多く、次いで「金融機関との取引実績 23%」と、企業の定性面に対する評価を求める声が多いことがわかります。
 逆に、「財務内容や業績 14%」との回答はもっとも少なく、経営の結果である定量面についての評価を求める声は少なくなっています。


◆◇◆ アルバイトの源泉徴収は! ◆◇◆

 年末商戦のためにアルバイトの手配を始めた企業もあるでしょう。アルバイトに対する所得税の源泉徴収については、契約期間が2ヵ月以内であれば日額表の丙欄を使って源泉徴収をします。日給9300円未満の税額は0円ですから、毎日の日給が9300円未満なら源泉徴収は不要です。
 契約期間が2ヵ月を超える(超えた)場合、月給は「月額表」、日給は「日額表」を使いますが、扶養控除等申告書の提出があれば「甲欄」、未提出等は「乙欄」が適用されます。乙欄は税額が多くなるので扶養控除等申告書の提出を求めます。
 なお、通勤交通費は一般社員と同じ一定の要件のもとで1ヵ月最高10万円までは非課税です。



◆◇◆ 社会保険 月をまたぐ入・退社日に留意 ◆◇◆

 社会保険の資格取得日は入社した日、資格喪失日は退職した日の翌日になっており、保険料は月単位で徴収されることになっています。
 例えば、10月31日を入社日または退職日とすると10月分(原則11月給与から控除)の保険料が徴収されますので、月をまたがる取得・喪失の場合は留意が必要です。当人と話し合い入社日は月の初めに、退職日は月末の1日以上前にすることで、会社も従業員も1〜数日のために1ヵ月分の保険料を負担しないで済みます。




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