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2004年8月23日(月)

■■−今週のことば−■■  ナノコーポ

 微細のナノと企業のコーポレーションを意味する造語。シニアが経験・人脈を活かし好きな仕事で収入を得るミニ企業が日本でも増えているが、社会の仕組が遅れている。

◆◇◆ 販売価格の"低下"の動き弱まる ◆◇◆

** いぜん強い「消費者の低価格志向」 **

 販売価格低下(デフレ)の歯止めは、中小企業の景気回復の重要な要素の一つです。小企業の販売価格動向を国民生活金融公庫が調査した結果、1年前と比べて販売価格が「上昇」した企業は9%、「不変」53%、「低下」38%となりました。02年調査と比べると「上昇」は6ポイント増加し、「低下」14ポイント減少しており、多少改善されましたが販売価格の低下傾向は続いています。
 業種別にみると、すべての業種で「上昇」した企業が増加し、「低下」した企業が減少しています。特に、卸売業や小売業、飲食店などで「上昇」した企業の増加幅が大きくなりました。

** 前向きな消費トレンドが復活の兆し **

 販売価格低下の要因は、「消費者の低価格志向」が最も多く、次いで「売上不振による価格の引き下げ」、「販売先・取引先からの値下げ要請」となっています。その対策は、「人件費など固定費を削減」が52%と最も多く、「仕入・外注先に値下げを要請」、「価格に左右されない製品・サービスの導入」
が続いています。
 なお、電通が調査した上半期の話題商品では、景気の見通しが好転してきたことを反映して、前向きな消費トレンドが復活の兆しをみせています。
 例えば、「デジタル一眼レフカメラ」や「薄型テレビ」、「豪華旅行」など上流志向の消費からは、デフレ時代には影をひそめていた「高くても品質にこだわる」、「ゆとりを演出したい」というニーズを読み取ることができます。
オリンピックの金メダルラッシュにあやかりたいものです。

◆◇◆ 自社の「強み」に集中する ◆◇◆

 御社の"強み"は何ですか?。自社の強みを正確に把握して限られた資金、人材などを集中することが中小企業に求められています。
 例えば、
 *他社に比べ価格が安い
 *技術では負けない
 *納品が早い
 *品数が豊富
 *デザインなら一番
 *最新・新鮮なものを扱っている
 *社員の躾がよい
 *営業が強い
 *お店は繁華な一等地
 *メニューや味なら負けない
 など、自社の強みを客観的な立場でチェックすれば、強みは必ずみつかります。
 その強みを具体的に分析し、経営資源を集中することで磨きをかけ、本当の"強み"を作り上げ、競合他社に勝ち抜きましょう。



◆◇◆ ペイオフ全面解禁まであと7ヵ月 ◆◇◆

 来年4月のペイオフ全面解禁まであと7ヵ月になりました。金融機関が破綻した場合、預金者1人あたり元本1000万円とその利息までを限度に預金を払い戻すことになっており、02年4月には定期預金などがすでに実施されています。
 普通預金等も全額保護の対象から除外されますが、無利息、要求払い等の要件を満たす「決済用預金」は全額保護されます。来春までにはほとんどの金融機関が「決済用預金」を導入することになっています。



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