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2004年4月5日(月)

■■−今週のことば−■■  ホワイト・ボックス

 中小の独立系メーカーや専門店が汎用部品で組立てた独自仕様の無印パソコン。価格が安く、高性能で急速にシェアを拡大。大手メーカー品はブラックボックスという。

◆◇◆ 証券税制改正の主なポイント ◆◇◆

** 公募株式投信の見直し **

 株式市場が好調なようです。先日は日経平均が2年8ヵ月ぶりに1万2千円台を回復しました。この背景には国内景気の回復期待などがありますが、見逃せないのは特定口座の導入などをはじめとする税制面からのここ2、3年の投資環境の整備です。
 この4月から施行された16年度税制改正でもいくつかの手当が施されています。まず、公募株式投信の譲渡益課税の見直しがあります。主な内容は、

1.公募株式投信の譲渡益に対する税率が26%から10%に軽減、
2.公募株式投信の譲渡損失について、3年間の繰越控除が可能になった、
3.特定口座の対象となる上場株式等の範囲に、「公募株式投信の受益証券」が追加されたことです。今年1月以降の譲渡から適用されます。

** 非上場株式の譲渡税率を20%に軽減 **

 また、非上場株式の譲渡益課税が見直されました。非上場株式の譲渡益課税に対する税率が1月以降の譲渡から20%(改正前26%)に軽減されました。個人投資家がベンチャー企業に投資する際に受けられる税制上の優遇措置であるエンジェル税制が拡充され、同税制の対象に、一定のグリーンシート銘柄の株式及び一定の投資事業有限責任組合契約に従って取得される株式が追加されました。こちらは4月以後に取得する株式からの適用になります。
 特定口座については、特定口座を開設する居住者等が海外転勤などにより出国する場合に、一定の要件の下で、帰国後に再び設定する特定口座に出国前に開設していた特定口座で保管されていた上場株式等を移管することが可能になりました。



◆◇◆ 金融検査マニュアル 中小企業融資編を改定 ◆◇◆

 金融庁などが金融機関の検査を行う際、中小・零細企業の実態を踏まえない画一的な債務者区分の適用で、貸し渋り等が助長されないために定めた手引書「中小企業融資編」が改定されました。
 主なポイントは、

*融資先とのコミュニケーションを重視し金融機関の判断を尊重 
*中小企業の再生を促進する *取引実績やキャッシュフローを重視 
*経営者からの借入金については資本とみなすことができる 
*技術力、販売力、経営者の資質を見る際の具体的な着眼点を示すなど中小企業金融の現状に合わせています。ポイントを理解し、金融機関と上手に付き合っていくことが大切です。

金融庁HP http://www.tsa.go.jp/




◆◇◆ 労働保険の年度更新は5月20日まで ◆◇◆

 労働保険(労災保険と雇用保険の総称)の年度更新の受付が4月1日から始まり、提出期限は5月20日です。早めの準備をしましょう。
 昨年4月から今年3月まで1年間の賃金総額(給与・手当・残業代・通勤費・賞与など)を集計して「労働保険概算・確定保険料申告書」に保険料を添えて提出します。

★所得税の振替納税をご利用の方は、4月16日(金)、個人消費税は4月26日(月)が振替日です。念のため預貯金残高をお確かめ下さい。




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