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2003年12月1日(月)

■■−今週のことば−■■  クローン携帯

 同一の電話番号を持つ不正に作られた携帯電話のこと。正式な契約者に覚えのない高額な請求がきている疑いが一部で報道。携帯各社は技術的にあり得ないとしている。

◆◇◆ 税務調査は半数が「2日」で終了 ◆◇◆

** 95%が「帳簿・証ひょう」調査 **

 納税者にとって税務調査は早く終わってほしいものです。東京税理士会が会員を対象に行った税務調査アンケート(有効回答数746人)では、今年6月までの1年間に顧問先2354件が調査を受けましたが、その調査日数は「2日」で終了したものが全体の46%とほぼ半数を占めて最多でした。また、「1日」は22%、「3〜4日」も22%、「5日以上」が11%でした。
 調査内容は、95%が基本の「帳簿・証ひょう」調査で例年どおりの傾向です。また、「現金・預金」が37%、「金庫・机・書庫」が16%、「名刺・認印・電話帳」が9%の調査のほか、「調査関連役員・家族・従業員等のプライバシー的部分の調査」が12%、「反面調査」は19%の408件の調査でした。

** 「申告是認」は約3割 **

 調査全体の約8割の1930件が法人税調査でしたが、このうち所得税確定申告時期に行われたものは125件で7%を占めました。確定申告期の調査は、継続事案かつ調査法人の承諾があった場合しか実施しないことになっています。繁忙期で調査立会いが難しい税理士への配慮ですが、その税理士の立会い件数は2188件で全体の98.5%を占め、立ち会わなかったのは33件に過ぎません。
 調査結果は、内容記入があった2229件のうち、「申告是認」が29%、「修正申告」が68%、「更正」が3%。修正申告と更正のうち17%にあたる267件が重加算税処分となりました。7割は何らかの申告漏れがあったと
いうことになります。
 周期的な調査以外は、税務当局がある程度対象を絞って調査をしているとみることができます。


◆◇◆ 年末調整事務の仕上げ ◆◇◆

 年末調整では、年の途中での子供の誕生や結婚などでの扶養控除等の変更を確かめるため「扶養控除等(異動)申告書」を提出してもらいます。
 大まかな流れは、1年間の給与総額と源泉徴収税額を集計し、給与総額から給与所得控除や扶養控除などの諸控除を差し引いて課税対象となる給与所得金額を計算します。
 さらに、この給与所得金額に対する年税額を速算表で求め、20%相当(25万円が限度)の定率減税額を引けば、15年分の税額が計算できます。納めすぎていれば還付、足りなければ不足額を徴収して納付することになります。


◆◇◆ 12月のチェックポイント ◆◇◆

※賞与を支給した企業は、健保・厚年保険料を被保険者別に印字した「賞与支払届」に、標準賞与額を記入し5日以内に届けます。

※年末の資金繰りのためにも売掛金の回収を。集金日、振込日の確約を早く取り付けます。

※年末年始の業務日程を取引先に連絡するとともに、取引先の日程も確認しておきます。

※カレンダー・歳暮等の持参と送りを決めます。

※暮は飲酒による事故や病気、盗難やひったくりなどの事件が増えるので注意してください。


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