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★2002年1月7日(月)号★

■■―謹 賀 新 年―■■

皆様のご多幸とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

◆◇◆ 黒字申告割合が10年ぶりに上昇 ◆◇◆

** 黒字申告割合上昇も2番目に低い数字 **

 国税庁がまとめた「平成12年分法人企業の実態調査」結果によると、黒字
申告した企業の割合が前年より1.5ポイント上昇の31.6%で、今の実感
とは異なりますが2年分以来10年ぶりに上昇しました。もっとも、これまで
は7年連続で過去最低記録を更新し続けていたもので、12年分の黒字申告割
合も、前年に次ぐ過去2番目に低い数字ですから、7割弱が赤字法人という状
況はあまり変わりません。
 また、12年分には、景気が底を打った11年3月から景気が上向き始めた
4月以降を営業期間とする12年3月期決算法人が含まれているため、やや黒
字法人が増えたものと推測されています。

** 交際費支出は4年連続の減少 **

 一方、いつも話題になる交際費ですが、12年分の支出額は4兆3908億
円で、前年より10億円下回り、4年連続の減少となりました。ほぼ前年と同
じ数字ですが、前年は今までで一番伸び率が落ち込んだ▲13.3%ですから
、各企業の交際費支出の厳しい抑制は続いているといっていいでしょう。
 このような中で、税法上の限度額を超えたため損金算入されなかった額が6
.3%増と4年ぶりに増加に転じています。損金不算入額の69%は、交際費
が全額課税される資本金5千万円超の企業で占めていますから、好調だった一
部の大企業の交際費支出が増えただけで、大部分の中小企業にとっては交際費
削減が続いているものと思われます。
 なお、営業収入金額1000円当たりの交際費は2円81銭で、過去最低だ
った昭和36年(2円32銭)に次ぐ過去2番目に低い数字です
◆◇◆ 早めのご準備を 1月は税務事務が集中 ◆◇◆

 正月早々ですが、税務事務が集中しますので早めのご準備をして下さい。
 まず「法定調書」は、源泉徴収票や報酬、料金、契約金、賞金など40種類
もあり税務署に提出。「給与支払報告書」は、複写分も合せて2通とも給与受
給者の1月1日現在の住所地を管轄する市町村に提出します。
 また固定資産税は1月1日現在所有している土地・建物・償却資産に課税さ
れる地方税で、このうち償却資産については「償却資産申告書」を作成して市
町村に提出します。最近は税収不足のため償却資産の調査が厳しくなっていま
すので注意が必要です。提出期限は全て1月末です。

◆◇◆ 1月のチェックポイント ◆◇◆

★受け取った年賀状の住所や肩書きを住所録と照合し、返礼の要否を確認します。
★12月分の源泉徴収税額は年末調整の過不足を精算した後の金額で、納期限
は10日(木)です。
★納期の特例を受けている企業の源泉徴収税額(7月〜12月分)の納期は10日。
納期の特例の特例を受けている場合は21日(月)です。
★1月の給与計算の前に「扶養控除等申告書」を受理し、源泉徴収簿(賃金台帳)
に転記します。
★暦年で区分する文書類は整理して保管します。


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