2022.10.04

インターン小噺vol.10

こんにちは。
愛和税理士法人インターン生の松村です。
私が入社してから早1年が経ち、
このインターン小噺を担当するのも3回目となりました。

さて、今回は「初めての決算業務」についてお話ししたいと思います。
インターン生の主な業務は、
お客様から月に一度受け取る資料を元に試算表を作成することです。
作成にあたっては簿記の知識を主に使いますが、
当然、税務の知識も必要となってきます。
入社当初、簿記の資格をもっていても業務内容は分からないことだらけで、
日々周りの方々に質問ばかりしていました。
今思えば、的外れの質問も多かった私に、
皆さんはいつも丁寧に根気強く指導してくださいました。
そのおかげで、私も徐々に業務に慣れて内容が理解できるようになりました。

そんな私がつい先日、決算業務を任されることになりました。
決算業務のお手伝いは何度かあったのですが、
最初から最後まで自分で行うのは初めての経験です。
決算をするにあたっては、今まで勉強してきた簿記や税務知識はもちろん、
システム面や決算書の作成手順などの基礎的な部分を理解する必要があったため、
久しぶりに入社当時のような緊張感を味わいました。
そのため、作業時間の大半を前年の決算資料を熟読することや
不明な単語をネットで検索すること、
それでも分からない時は質問することに費やしていました。
そうして決算書が完成した時は、大きな達成感と同時に、
疲れが一気に押し寄せてきたのを覚えています。

まだまだ若輩者の私ですが、今では後輩のインターン生を教える立場となり、
人に教えることの難しさを感じています。
私が皆さんからいただいた温かく丁寧な指導を、
これからは私から後輩達に引き継いでいきたいと思っています。